小林聡美(久野かなみ役)

1965年東京生まれ。1982年、映画『転校生』で初主演。ドラマ・映画と幅広く活躍しながら、エッセイストとしても「マダム小林の優雅な生活」など著書多数。
主な出演作に、『かもめ食堂』(06)、『めがね』(07)、『ガマの油』『プール』(09)、『マザーウォーター』(10)、『東京オアシス』(11)、『紙の月』(14)などがある。

はじまりは、保護犬むっちゃんとの出会いでした。
横須賀の老人介護施設で暮らすむっちゃんのドキュメンタリーで、
私はむっちゃんの声をやらせてもらいました。
それがきっかけで、たくさんの保護犬、
そしてかれらを助けようと奮闘する人々に出会いました。
ギリギリの命を全力で助ける人たちの情熱と行動力を目の当たりにして、
私はただ圧倒されるばかりでした。
そうして助けられた犬たちは、私たち人間にまたいろいろな力や喜びをくれるのです。
どの犬もみんな幸せでありますように。

上川隆也(前田勇祐役)

1965年東京生まれ。1995年、NHK放送70周年記念日中共同制作ドラマ「大地の子」で主役を演じる。2009年に演劇集団キャラメルボックスを退団後も、舞台、テレビ、映画、声優、バラエティにと幅広く活躍している。2010年には舞台「ヘンリー六世」で、第18回読売演劇大賞優秀主演男優賞を受賞。
そのほか主な出演作にドラマ「遺留捜査」、ゲキ×シネ「蛮幽鬼」(10)、映画『二流小説家 シリアリスト』(13)、『かぐや姫の物語』(13・声の出演)など。

青山美郷

1994年兵庫生まれ。2011年SMA女優発掘オーディション「アクトレース」をきっかけに所属。CM「朝マック」にて注目を浴びる。2013年BS-TBS「神様のイタズラ」でドラマデビュー。2013年NHK「夫婦善哉」では主人公の娘役、映画「円卓」では主人公の姉、三つ子役を一人で演じ分け、幅広い演技力で評価を得る。現在、ドラマ、映画、舞台、CMなど多方面で活動中。

今村沙緒里

1983年埼玉県生まれ。2008年『95kgと97kgのあいだ(蜷川幸雄演出)』で初舞台。
主な出演作に、舞台『カスケード~やがて時がくれば~』(11)、前野健太 MV『ねぇ、タクシー』(14)、CM『FUJIFILM 写真家ハービー・山口篇』(14)、NHKBSドラマ『461個の"ありがとう"~愛情弁当が育んだ父と子の絆~』(15)など。

渋谷昶子(のぶこ)監督

1932年旧満州・大連市生まれ。敗戦後、鹿児島市に引き揚げ、高校を卒業。中央大学在学中に映画に魅了され、映画のスクリプターとなる。五所平之助、新藤兼人、今井正ら監督の諸作品につき師事した。1964年、『挑戦』(東京オリンピックを目指す日紡貝塚バレーボールチームの死闘を主題にした作品)が、カンヌ国際映画祭で短編部門、日本初のグランプリを受賞した。その他の主な作品は『鏡のない家に光あふれ』(96)、『兼子』(04)など。

藤井聡

1953年東京生まれ。犬の本能と習性に基づき、犬が自発的、意欲的に取り組む「オ ペラント訓練技法」を用い、カリスマトレーナーの異名をとる。先代から60年続くオールドッグセンターでは、警察犬の訓練や訓練士の養成、聴導犬の育成と普及、家庭犬のしつけ指導と問題行動の矯正などを行う。著書に『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』など。山田監督演出のNHK『趣味悠々☆犬は大事なパートナー』に講師として出演

http://t.co/MtA3XxDm9o

ちばわん

関東を中心に、250名を超えるボランティアのみで活動をする動物愛護団体。2002年、多頭飼い現場を目の当たりにし、有志にて活動を開始。殺処分ゼロを目指して「繁殖に反対」「不妊・去勢手術の推進」「行き場のない犬・猫の家族探し」を掲げている。動物愛護センターからの引き出しと譲渡先探し、野良猫の不妊・去勢手術(TNR)、多頭飼育崩壊やブリーダー廃業現場での不妊・去勢手術とレスキューなど活動は多岐にわたり、2015年までに5000頭近くの犬猫の命を救ってきた。1頭でも多くの犬猫にもう一度生きるチャンスを与えるために精力的に活動している。シェルターを持たず、各家庭で犬猫を預かる。

http://chibawan.net

犬猫みなしご救援隊

広島県に本拠地を置き、栃木県に活動拠点を置く、獣医師を含む専門知識の豊富な行動力のある団体として「終生飼養」と「譲渡活動」を基盤に、伴侶動物の救援活動を行う団体。1990年、代表・中谷百里が個人で野良猫の保護活動を始め、2005年、犬猫みなしご救援隊としてNPO法人を取得し、2年後に、終生飼養ホームを建設。東日本大震災発生の4日後には被災地へ入り、福島原発20キロ圏内から犬猫ほか動物1400頭を救出。2013年から広島市動物管理センターに収容された猫全頭と譲渡対象外の犬全頭の引き出しを続行し、広島市の殺処分機の使用を廃止させ、広島市と協働して地域猫活動を行っている。また現在、広島と栃木の施設では、行き場のない犬猫あわせて1300頭の保護育成を行っている。

http://www.minashigo.jp/